平成21年度 第18回ジュニアリーグ西尾旗大会 14戦目駅伝大会

2009年11月03日

平成21年度 第18回ジュニアリーグ西尾旗大会 15戦目

りょうたりょうまこと






ひでてんすうこうた






整列集合ジュニアリーグ西尾旗大会 15戦目( 後期第7戦)対 芦屋ファイターズ戦 現在13勝1分け。

今日の相手は、ジュニアリーグ屈指の選手層を誇るファイターズ。
前半戦では、大勝したが、実力は伯仲している。

一昨日の試合をインフルの影響で、フルメンバーで戦えなかった宮フェニジュニア、今日は、見事に優勝を決められるのだろうか。

集合場所の宮川小学校には、今日も、もちろん、トモ、ナイトの姿はない。そして、タカト、トックン、コウダイ、カズキが戦線離脱だ。
またもや、インフルの仕業だ。

神様は、宮フェニジュニアに大きな試練をお与えになる。
あまりにも大きすぎる…………。

先攻で始まる。
一回の表、一番ヒデがショート内野安打で出塁。
盗塁、パスボールで三塁へ。2番ヒロキがきっちりとレフト前に運び、先制点。理想的な展開である。

ヒロキも盗塁、パスボールで三塁へ。三塁への牽制球ミスで労せずして、2点目。

3番、リョウが三振でたれるも、四番コウタが四球で出ると、すかさず2盗。一死、2塁で5番、トシキが投ゴロ、その隙に、2塁ランナー・コウタは、一気に3塁を回って、本塁突入。
間一髪、アウト、ファイターズの堅守に阻まれる。

引き締まった試合になることが、予想される展開だ。宮フェニの布陣は、
投・リョウ、捕・ヒデ、ファースト・マコト、セカンド・トシキ、サード・コウタ、ショート・ヒロキ、レフト・ユウト、センター・ショウゴ、ライト・リョウタ。

投以外は、すべて公式戦では、初めて守る守備位置である。
監督の英断であるが、選手の間でも、不安が残る。
ベースボールでは、よくポジションが変わったところにボールが飛ぶと言われるが、今日の神様は、どこに飛ばすつもりだろうか?

一回の裏、ファイターズの攻撃。
一番を投ゴロ、2番をライト前で出塁を許すも、キャッチャー・ヒデのストライク送球で憤死。
3番をサードゴロに打ち取る。
サードコウタの堅守は光る。

2回の表。
ショウゴ、三振、リョウタ、デッドボールで出塁するも、続くユウトは、投ゴロに倒れ、マコト、三振に倒れる。

2回の裏。
4番をサードゴロ。5番を三振に打ち取るも、振り逃げで出塁を許す。
続く6番は、セカンドゴロで2アウトとするが、7番の時に、サードゴロをファースト・マコトがぽろり。ドンマイ、マコト、気にする必要は全くない.
1点を献上。8番は、三振に仕留める。

3回の表。
ヒデが、レフト前にはじき返す。
盗塁、パスボールで三塁へ。2番ヒロキがしっかりとたたきつけたサードゴロの間に、ヒデが生還、3点目となる。
ヒロキの連続打点が光る.
無駄のない攻撃である。3回の裏。
神様は、マコト、コウタに試練をお与えになるつもり
のか.この試合、実にマコト12回、コウタ6回の守備機会を得る。

その試練を見事にクリアするコウタ、マコトは、急造内野手と呼ばせないできである。
練習でのキャッチボ-ルの大切さを痛感したはずだ.

サードゴロでワンアウト、セカンドゴロで2アウト。
セカンドの後ろ、ショート後ろと微妙なところに連続でラッキー安打、1点を追加される。

2アウト、2塁でまたもセンター前にポトリと落ちるヒット、それを見て、2塁ランナーは、本塁へ突進するが、センター・ショウゴからヒロキ、ヒデと渡ったボールは、3歩前でまたもや刺殺。

見事な連携プレイである。
これもまた、練習で毎週のように行った、まさに「中継キャッチボール」。
体が反応するのであろう、自然な形での中継プレイは、見事であった。
3対2、1点差。

4回の裏。
投ゴロ、サードゴロ、2アウト。7番にデッドボールで出塁を許す。

8番の痛烈なセカンドゴロをトシキが、お手でだま。
間一髪、一塁セーフとなる。
痛恨の3点目を献上、3対3となった瞬間であった。

ここで、監督が、内野手全員を集め、「次は、マコトから始まる。奈良でのパワーズ戦の大逆転劇もマコトから始まった。ここを同点で切り抜けると絶対勝てる。全員で切り抜けろ!全員野球だ!」と激励.
トライアルズ戦で、途中交代となったリョウは、渾身の力で
次打者に立ち向かう.
ショートゴロをヒロキは、丁寧にボールを拾い上げ、
ファースト・マコトに丁寧な送球。
見事な守備であった。
この試合、一番のターニングポイントであったかもしれない。

最終回、5回の表。
ショウゴは、三振に倒れる。
一番に返り、ヒデがセカンドの内野安打でまたも出塁。
3打席3出塁。監督の用兵も見事であるが、それに応えるヒデは、理想的なリードオフマンの仕事をする。

ヒロキがファースト・ゴロに倒れ、ワンアウト ランナー3塁となる。
この日、ノーヒットのリョウがバッターボックスに入る。
インフルに倒れたトモ、ナイト、そしてタカト、トックン、に後押しされるように、初球を三塁線に痛烈なライナーが襲う。
サードは、グラブをはじかれ、ボールは転々とレフト前に転がる。
決勝点になるべく、4点目のホームをヒデが踏む。

5回の裏。
2番バッターをセカンドゴロにし止め、3番バッターを投ゴロ、4番バッターをチェンジアップでサードフライに打ち取る。優勝の瞬間であった。

監督、コーチは、力強い握手を、選手、お母さん達は、涙、涙。

すばらしい試合であった。

宮フェニ・ジュニアが全員一丸となって、勝ち取った優勝である。

宮フェニへの入団が3年生の時だったマコト、リョウタ、ショウゴにとって、緊迫した雰囲気での試合を経験したことによって成長した。

日頃より、精一杯に努力して、必死で厳しい練習についていった。得がたい経験になったことに違いない。

ジュニアでは、ひとつのポジションを複数の選手で争わせ、
切磋琢磨した。試合毎にコンディションの良い選手、前回の試合で結果を出した選手、練習で一際声の良く出る選手を起用した。
そして、各選手はそれに応え、成長した。

4年生だけでも、14人の大所帯。チーム内競争により、常にチーム全体の活性が失われることなく、
競争原理が働き、マグマが爆発したような化学反応を起こしたのである。

各選手の一球、一球にかける闘志は、見事であった。

これが、もし、与えられた固定のポジションで戦っていたら、どうだったであろうか?
間違いなく、優勝は、なかったであろう。

ジュニア最高学年の4年にとって、最高の結果を残すことになったが、3年生、1年生とともにこの喜びを分かち合わなければならない。

まさに、全員野球の結果、最高の思い出作りができたのである。
誰に与えられたものでなく、選手自らがプライスレスな思い出を勝ち得たのである。

by learn

miyagawap at 19:42│Comments(6) 2009 Jyunia Scoreboard 

この記事へのコメント

1. Posted by learn   2009年11月11日 15:15
ジュニアリーグ西尾旗大会 15戦目( 後期第7戦)対 芦屋ファイターズ戦 現在13勝1分け。

今日の相手は、ジュニアリーグ屈指の選手層を誇るファイターズ。
前半戦では、大勝したが、実力は伯仲している。

一昨日の試合をインフルの影響で、フルメンバーで戦えなかった宮フェニジュニア、今日は、見事に優勝を決められるのだろうか。

集合場所の宮川小学校には、今日も、もちろん、トモ、ナイトの姿はない。そして、タカト、トックン、コウダイ、カズキが戦線離脱だ。
またもや、インフルの仕業だ。

神様は、宮フェニジュニアに大きな試練をお与えになる。
あまりにも大きすぎる…………。

先攻で始まる。
一回の表、一番ヒデがショート内野安打で出塁。
盗塁、パスボールで三塁へ。2番ヒロキがきっちりとレフト前に運び、先制点。理想的な展開である。

ヒロキも盗塁、パスボールで三塁へ。三塁への牽制球ミスで労せずして、2点目。

3番、リョウが三振でたれるも、四番コウタが四球で出ると、すかさず2盗。一死、2塁で5番、トシキが投ゴロ、その隙に、2塁ランナー・コウタは、一気に3塁を回って、本塁突入。
間一髪、アウト、ファイターズの堅守に阻まれる。

引き締まった試合になることが、予想される展開だ。
2. Posted by learn   2009年11月11日 15:22
宮フェニの布陣は、
投・リョウ、捕・ヒデ、ファースト・マコト、セカンド・トシキ、サード・コウタ、ショート・ヒロキ、レフト・ユウト、センター・ショウゴ、ライト・リョウタ。

投以外は、すべて公式戦では、初めて守る守備位置である。
監督の英断であるが、選手の間でも、不安が残る。
ベースボールでは、よくポジションが変わったところにボールが飛ぶと言われるが、今日の神様は、どこに飛ばすつもりだろうか?

一回の裏、ファイターズの攻撃。
一番を投ゴロ、2番をライト前で出塁を許すも、キャッチャー・ヒデのストライク送球で憤死。
3番をサードゴロに打ち取る。
サードコウタの堅守は光る。

2回の表。
ショウゴ、三振、リョウタ、デッドボールで出塁するも、続くユウトは、投ゴロに倒れ、マコト、三振に倒れる。

2回の裏。
4番をサードゴロ。5番を三振に打ち取るも、振り逃げで出塁を許す。
続く6番は、セカンドゴロで2アウトとするが、7番の時に、サードゴロをファースト・マコトがぽろり。ドンマイ、マコト、気にする必要は全くない.
1点を献上。8番は、三振に仕留める。

3回の表。
ヒデが、レフト前にはじき返す。
盗塁、パスボールで三塁へ。2番ヒロキがしっかりとたたきつけたサードゴロの間に、ヒデが生還、3点目となる。
ヒロキの連続打点が光る.
無駄のない攻撃である。
3. Posted by learn   2009年11月11日 15:32
3回の裏。
神様は、マコト、コウタに試練をお与えになるつもり
のか.この試合、実にマコト12回、コウタ6回の守備機会を得る。

その試練を見事にクリアするコウタ、マコトは、急造内野手と呼ばせないできである。
練習でのキャッチボ-ルの大切さを痛感したはずだ.

サードゴロでワンアウト、セカンドゴロで2アウト。
セカンドの後ろ、ショート後ろと微妙なところに連続でラッキー安打、1点を追加される。

2アウト、2塁でまたもセンター前にポトリと落ちるヒット、それを見て、2塁ランナーは、本塁へ突進するが、センター・ショウゴからヒロキ、ヒデと渡ったボールは、3歩前でまたもや刺殺。

見事な連携プレイである。
これもまた、練習で毎週のように行った、まさに「中継キャッチボール」。
体が反応するのであろう、自然な形での中継プレイは、見事であった。
3対2、1点差。

4回の裏。
投ゴロ、サードゴロ、2アウト。7番にデッドボールで出塁を許す。

8番の痛烈なセカンドゴロをトシキが、お手でだま。
間一髪、一塁セーフとなる。
痛恨の3点目を献上、3対3となった瞬間であった。

ここで、監督が、内野手全員を集め、「次は、マコトから始まる。奈良でのパワーズ戦の大逆転劇もマコトから始まった。ここを同点で切り抜けると絶対勝てる。全員で切り抜けろ!全員野球だ!」と激励.

4. Posted by learn   2009年11月11日 15:36
トライアルズ戦で、途中交代となったリョウは、渾身の力で
次打者に立ち向かう.
ショートゴロをヒロキは、丁寧にボールを拾い上げ、
ファースト・マコトに丁寧な送球。
見事な守備であった。
この試合、一番のターニングポイントであったかもしれない。

最終回、5回の表。
ショウゴは、三振に倒れる。
一番に返り、ヒデがセカンドの内野安打でまたも出塁。
3打席3出塁。監督の用兵も見事であるが、それに応えるヒデは、理想的なリードオフマンの仕事をする。

ヒロキがファースト・ゴロに倒れ、ワンアウト ランナー3塁となる。
この日、ノーヒットのリョウがバッターボックスに入る。
インフルに倒れたトモ、ナイト、そしてタカト、トックン、に後押しされるように、初球を三塁線に痛烈なライナーが襲う。
サードは、グラブをはじかれ、ボールは転々とレフト前に転がる。
決勝点になるべく、4点目のホームをヒデが踏む。

5回の裏。
2番バッターをセカンドゴロにし止め、3番バッターを投ゴロ、4番バッターをチェンジアップでサードフライに打ち取る。
5. Posted by learn   2009年11月11日 15:48
優勝の瞬間であった。

監督、コーチは、力強い握手を、選手、お母さん達は、涙、涙。

すばらしい試合であった。

宮フェニ・ジュニアが全員一丸となって、勝ち取った優勝である。

宮フェニへの入団が3年生の時だったマコト、リョウタ、ショウゴにとって、緊迫した雰囲気での試合を経験したことによって成長した。

日頃より、精一杯に努力して、必死で厳しい練習についていった。得がたい経験になったことに違いない。

ジュニアでは、ひとつのポジションを複数の選手で争わせ、
切磋琢磨した。試合毎にコンディションの良い選手、前回の試合で結果を出した選手、練習で一際声の良く出る選手を起用した。
そして、各選手はそれに応え、成長した。

4年生だけでも、14人の大所帯。チーム内競争により、常にチーム全体の活性が失われることなく、
競争原理が働き、マグマが爆発したような化学反応を起こしたのである。

各選手の一球、一球にかける闘志は、見事であった。

これが、もし、与えられた固定のポジションで戦っていたら、どうだったであろうか?
間違いなく、優勝は、なかったであろう。

ジュニア最高学年の4年にとって、最高の結果を残すことになったが、3年生、1年生とともにこの喜びを分かち合わなければならない。

まさに、全員野球の結果、最高の思い出作りができたのである。
誰に与えられたものでなく、選手自らがプライスレスな思い出を勝ち得たのである。

6. Posted by 通りすがり   2009年11月28日 22:40

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平成21年度 第18回ジュニアリーグ西尾旗大会 14戦目駅伝大会